カテゴリー別アーカイブ: IGCSE、A-levelの理解と対策

2015年のまとめ


はやいもので、2015年も終わりに近づいてきています。

この無料ワードプレス作成サイトの今年のまとめをみると、
2015年度の記事更新はたったの3回でした。

こんなに更新の少なかったサイトが、1年間で11,000回表示されていることに驚いています。

ジョホールバル‬のインターナショナルスクール‬、現時点ですでに10校以上。

ほんの十年前に、一校しかなかったインターへ入学させる気にならず、地元の学校を検討するも、外国人の受け入れは難しいことをおもいしることに。(いくつかの地元学校をまわり、ウダにある教育庁までおとずれました)そして、分校的なプライベートスクールへ入学させたものの、と右往左往していた頃をおもいだして今となっては笑ってしまいます。

来年2017年には、さらに サンウェイインターナショナルスクール‬に、
パラゴンプライベート&インターナショナルスクールがオープン予定となっていて、インターのみでなくカレッジ、大学の種類も数もジョホールバルには急激に大きな変化がみえてきています。

‪サンウェイ‬・インターは、すでにKLにて開校しているカナダ式インターのジョホールバル校。

大学入学資格プログラムは、現在、ジョホールバルでは、
‪マルボロ‬、‪エクセルシオール‬のみで初の取り組みとなっている ‪IBディプロマ‬ を採用。

マルボロ、エクセルシオールではシンガポールの ‪‎UWCSEA‬ をはじめ、
多くのIBディプロマ採用校と同じく、

日本の高校2年生にあたる16歳の時点で
イギリスの中等義務教育資格試験‬(‪‎IGCSE‬)、

もしくはマレーシアSPM‬ シンガポールGCSE等資格試験結果により、
大学入学資格であるAレベル同様、進級、入学の可不可が決定されます。

大学入学資格コースA-levelコースIBディプロマ)まで、
試験の結果に関わりなくエスカレーター式進級できる有名私立校は、あまり無いのではないかとおもいます。

‪‎我が家の子供たちが小学1年のときからお世話になっているインターナショナルスクールでも、10年がたち変化がみえてきています。

そして、こんな変化の激しいジョホールバルの中での、なんだか何も変わっていないような我が家にも変化が。

今年、イギリスの中等義務教育資格試験(IGCSE)を受験するティーンエージャがいます。IGCSEは日本の高校2年生にあたる年齢でうける高校受験資格のようなものです。

A-levelIBか、はたまた1年のみのプリユニ(IGCSE等の結果によって、また、大学での選択学科が既に決まっている場合は、大学附属的な1年間のプリユニなんてコースも選択できます)等の進学校かを検討したり。

最終的にはIGCSEの試験結果、また、トライアル試験結果での申し込み受付が決定されるため、いくつかの学校を選択するのも必須かと。

そして、これまた別行動をとるようになった別のティーンエージャも含めて、それぞれの送迎にと、じっと待つなんて年でもありました。

特に、海外だからなのでしょうか?

日本とは違ってティーンエージャになっても、どこへ行くにも送迎が必要。

子育てにおいて一番重要なことって「待つ」に「見る」ことだと断言できるほど、十数年のジョホールバル生活の中で、親として何をやってきたかと考えるときに でてくる言葉って、とにかく「待っていた」し、やることなすことを、じっと「見ていた」ことぐらいしか思い浮かばない。

数年前までは、親子そろって友人親子たちと共に遊べていたところ、子供たちだけで出かけるようになると、頭の中はすでに「待機状態」。友人とゆっくりお茶をするような心のゆとりもありません。

また、子供たちの学校での学年開始が1月のため、マレーシア、シンガポールにオーストラリアでのカレッジ開始にはよいものの、イギリス等でのカレッジとなると、う~む、一年おくれになるかとあせったり。

こんな焦りも、いくつかのカレッジを調べていくと、9月開校のみでなく1月開始で2年ではなく1年半のコースがあることもわかり、ひとりでほっとしたり。(大学も同じ)

忙しく立ち回った一年ではあるものの、ふと振り返ると、何もやりとげていない感だけが残り、気持ちだけが焦る年末でした。

そして、学校での変化。

日本語サイトの冒頭で次のように述べていたのが2012年の日本語サイト立ち上げ当時です。

Sri Araは小さい学校で、それぞれのクラス生徒数は5~10人が主となりますが、課外授業のテコンド、サッカー、 水泳、音楽、家庭科クラブに授業への取り組み方、試験結果(インターナショナル・アセスメントを加え)を総合すると、ここジョホールバルでは、とても活発 的な学校です。

日本からの子供達や他英語圏ではない国からきた子供達をみていると、大きいクラス編成の学校に比べ、先生や生徒達と話す機会が増えるためか英語の上達もはやいようです。

クラスの生徒数は、まだまだ10人ほどの少人数制で、この学校へはいってくると不思議と自信をつけていく子供たちが多いのは、いまでも見受けられます。

特に、現在の中高生のクラスではベテラン教師陣が揃っていることから、IGCSEにA-levelと、どのインターにも引けを取らない試験結果を出している生徒の割合が高くなっています。

IGCSE で7~10教科オールA, A+ 、AS-levelは4教科オールA、A-levelの結果をまっていた生徒達の中で、ジョホールバルに新たに進出してきたイギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(London School of Economics)への入学が決定した生徒がいました。

イギリスのオックスフォード、ケンブリッジに続いてトップの位置にあるLSEがジョホールバルへ進出していることも新たな驚きです。

別のオールA獲得常習者の一人、小学生時からこの学校へ通っていた生徒は、A-level試験結果取得後すぐにイギリス、オーストラリアにマレーシアの願書をだしたいた大学から入学許可の連絡をもらっているものの、アメリカのとある大学からはSATの結果も必要とのことで、すぐに、ジョホールバルのアメリカカリキュラムの学校にてSAT受験(受講ではなく受験のみ)に挑戦。

わざわざSATを受けてまでアメリカに行きたいのかとたずねると、アメリカ行きは考えていないけど、どうせならすべての大学に受かりたいなどと、なんとも面白いキャラクターを最後の最後までだしてくれるなと思える生徒もいます。

他にも、IGCSE資格取得後、オーストラリアのカレッジに通っていた生徒が、メルボルンのモナシュ大学の薬学コースへ進学することが決定。この生徒は、プリユニコースだっため、1年間で大学への進学をはたしています。

小学生のみの10人前後でスタートしたインターナショナル部門の生徒達がすでに大学生になる年齢に達していることも、非常に感慨深いものがあります。

2012年以降、学校案内をする際、まだまだ40~50人ほどしかいなかったインター部門の生徒達の、非常にのびのびした様子や活気のあるクラスをみる事が出来るのは楽しみなひとときでもありました。

ところが、このところ、ほとんど新しく入れ替わっているようにみえる小学生部門の先生たちの認識がなく、人数も倍に増えているかにみえる小学生部門のクラスや先生についてお話できること、また、サポート出来る時間がなくなってきました。

かといって、自信をもってお勧めできる中学高校部門へ転入希望のお子さんの場合、IGCSEへ向けての高度な英語力に学力が必要となってくることから、

  • 親御さんがじっくりと待ってあげられるような肝っ玉タイプ、
  • また、本人にやる気がある、
  • そして、日本語に数学等の学習能力がもともと高いお子さんでないと、

大丈夫ですよ、なんて簡単にはいえないことも、この数年間で認識することとなりました。

その間、スリアラを紹介される業者さんの中には、

  • 英語ができなくてもスリアラは大丈夫
  • 英語ができる様になったら他の学校へ移ればいい
  • 日本人の人がサポートしてくれるから大丈夫ですなどと、

全く面識もないどころか、学校の実情もわからないまま、このように利用されているかと全く無責任なもんだとあきれることも多々ありました。

英語ができなくても大丈夫ですというのは事実ながら、小学生であっても2年どころか3、4年をかけて英語力があがるのを待つ必要があること。

小学生高学年以降であったら、本人の意志がないと、学習の伸び悩みどころか、社会性を育てていくのに重要な母国語のほうまでも曖昧になってしまうのではないかと気になるところもあります。

そして、学校選びは、

将来的な目標にあわせて、どのカリキュラムが適切か

現在、日本でもIB流行ですが、チャリティ活動などが必須となっているIBディプロマの取得には、大学受験資格試験時に3~4教科を選択すればよいものの、それでも3年が必要なのではないかと思えるほど膨大なコースワークのあるAS、A-levelと比べ、6教科の選択が必須

既に希望大学等が決定していて、IBディプロマが一番有利である場合は、もちろん、IBコースを目指すのが一番ですが。

教師陣のクオリティ

カリキュラム以上に大事なのが、先生たちのクオリティですが、これが一番難しい。特に、近年の学校数の増大から、生徒と同じく、先生たちも次から次へと学校を変わる傾向がでてきています。

すべての教科担当教師が素晴らしければ、それはそれでラッキーですが、なかなかそんなわけにはいかないのが実情。

わが子の場合、3~5名ほど、各教科担当教師の授業内容のみでなく生活指導面でも絶大な信頼をおける先生方がいらっしゃることで、すこし違うのではないかと思う先生がいても (実は子供以上に親の私がいらだっていたり。。。苦笑い苦笑い)、社会勉強とわりきれる部分が大です。(これも、なんだか呑気な様子どころか一枚上手かと唸ってしまうほど余裕のある子供たちの様子をみているうちに、親として納得した部分ではありますが。)

この教師陣のクオリティに加えて、、各クラスを構成する生徒たちの個性によって学校全体の雰囲気も変わってくるから不思議です。

活発な意見の飛び交うクラスというのは、もちろん先生方も楽しいようで、そんな生徒たちがいるのも、実は何人かのベテラン教師が他の学校へ移動しない理由でもあるかもしれません。

そんな、学校全体のみではなく、各クラスのダイナミックの有無も重要です。

学校訪問の際、授業風景をみることのできる学校も少なくなってきていますが、できるだけクラスの様子や休憩中の子供たちの様子をみることも大事だ思います。

そして、子供が適度な規律を学びながらも楽しく過ごせる学校

などを検討するのが重要で、他校へ入れるための英語力があがるまでなんて事は、その学校の子供たちにも良い影響はありませんし、なんといっても、そういった大人の意見をきいている子供本人に一番悪影響がでるはずです。

英語力のために希望の学校へ行けないのであれば、1ヶ月、3ヶ月等の英語集中講座を受講して第一希望の学校へ、というステップを強くおすすめします。

また、生活に必要な語学力のための英会話学習、高校、大学受験のための語学力強化。それぞれの目的にあわせた教室、講師選びも重要です。

この四年近くの学校案内を通して、いろいろな意見や感想にであう機会があったことで、さまざまな面から学校で学ぶことについて考えてることができました。

子が育っていく過程で重要な役割を果たしているのは、一緒に過ごす家族、友人たちとの交流の深さにあっ て、学校というのはルールに沿いながらもどこまで個性を打ち出せるか挑戦ができる土俵みたいなもので、今日は負けてくやしいけど、おうちに帰るとお母さん が笑っているからいいや、といったにこやかな母親になりたいと思いつつ。。。もちろん、ビシッと叱らなければいけないときもある。いまだに。。。

試行錯誤、紆余曲折をへて、年末にかけて体調が良くなってきたこともあるのか、すっかり心機一転しての2016年を迎えています。

 

耐える心に、

新たな力が湧くものだ。

全てそれからである。

心機一転、

やり直せばよいのである。

長い人生の中で、

そのための一年や二年の遅れは、

モノの数ではない。

本田宗一郎

これからは、子供たちの学校の案内といったことではなく、ジョホール バルでのカレッジ等高等教育機関検討、もしくは、ジョホールバルから他国のカレッ ジ、大学へ行く際の準備等にマレーシアでの子育て、教育に関して、別の視点からの情報をお届けできればと思うようになってきました。

こんな情報を含めてマレーシア、ジョホールバルの情報ガイドとしてお役に立てればと思っていますので、これからもよろしくお付き合いくださいませ。

現在子供たちが通っています学校に入学、転入希望の際の質問等は、これまでのFAQsにて、ほとんどがカバーされていると思いますので、そちらのほうをご利用ください。

それでは、良い新年をお迎えください。

2016年、 穏やかな幸せに満ちた年となりますように。

ワードプレス2015年概要は以下となっています。

シドニーにあるオペラハウスのコンサートホールには2,700人が収容できます。2015年にこのブログは約11,000回表示されました。オペラハウスのコンサート4回分になります。

レポートをすべて見るにはクリックしてください。

イギリス、オーストラリア、欧米の大学へ


すでに10校ほどのインターナショナルスクールがあるジョホール州。

学校を変えることが一種のステータスかのようなマレーシアですが、10校以上もできると、大学入学資格試験まで毎年学校を変えることも可能になります。

冗談ではなく、新しくできた学校へ次々と移って行く家族、けっこうあるんです。

いまだったら登録料が無料、タブレットがもらえる!なんてことで学校を決めるのも面白いなと思ったり、紹介料があるからと、学校の実情も知らないですすめる人たちがいるのにも驚かされます。

イギリスやオーストラリアの大学

すでにジョホールバルにできている、また、準備中のイギリス、オーストラリアの大学設立を考えると、ジョホールバルの大学へ入学することによって、イギリス大学の学位がとれるようになっていくのです。

ジョホールバルにあるニュー・キャッスル大学(Newcastle University)医学部に入学することで、マレーシア、イギリスの医師免許を取得することも可能なのです。

イギリスの医師免許をマレーシアで取得できるの?

イギリスの医師免許は、日本でこそ病院選択に限度がありますが、医師免許互換性のある国が多くあります。

また、UK/EU 国民であれば、ジョホールバルのニュー・キャッスル大学医学部へ入学し、アンダーグラデュエートで学士を取得し、イギリスの本校でポストグラデュエート、インターンとして医師免許をとれるのかというと、

UK/EUの学生は、イギリスの大学入学申込機関であるUCAS*のシステムを通して、本国イギリスキャンパスへの入学となります。

ニュー・キャッスル大学ジョホールバル校のインターナショナル学生というのは、ヨーロッパを除いた国からの生徒ということのようです。

外国人学生として、特に医師免許取得に必要なインターン制度期間、マレーシアでのインターン期間、イギリスでのインターン期間、学生ビザではなく就労ビザが必要になるものの、そのビザの保障は大学では行ってくれません。

また、インターナショナル学生の受験に関して、募集要項に明記してあるところもあります。

*UCAS(Universities &Colleges Admissions Service)とは、大学学部課程や 一部の大学Foundationコースに出願する際に使用するオンライン出願機関です。イギリスの殆どの学部課程コースはUCASを通して出願することになっており、一度に複数の大学に出願ができます。インターネットへのアクセスがあれば、出願状況をいつでも確認をすることができます。

このUCAS登録は、個人で行えるものです。また、正式なものなのかの確認はとっていませんが、日本での登録代理店があるようです。

登録の流れや、学校説明がありますので、イギリスの大学進学に興味がある方はぜひ参照ください。

日本と欧米大学の入学資格と名称比較

  • アンダーグラデュエート(Undergraduate):大学の学士号 – Bachelor’s Degree
  • ポストグラデュエイト(Postgraduate):大学院 修士号 – Masters’ Degree; 博士号 – PhD/doctorate

詳細は、ブリティッシュ・カウンシル(British Council)の大学・大学院の教育:コースと資格を確認ください。

日本では、高校を卒業することを前提に、各大学で設定しているセンター試験等を受け、または、付属であったり、高校からの推薦によっての大学進学があるからでしょうか。

「どの名前の」中学高校を卒業したかということを非常に重要視される家庭が多いためなのか、海外インターナショナルスクールの選択でさえも、まだまだ実績もないジョホールバルの新しい学校に関しての誤解をしかねない日本での取り上げ方には驚きを隠せません。

イギリスを例にとると(ヨーロッパはほぼ同じシステム)、シックスフォームカレッジ等でのA-level(イギリス国家試験資格)IBディプロマ資格の結果(ポイント制)そのものが、大学入学申込みの資格となるため、

高校(カレッジ)の名前は問題視されていませんが、有名大学を目指す家庭では、毎年発表されるイギリスのセカンダリー、カレッジの A-level 結果ランキングにて、試験結果のよいカレッジを目指す家庭は、もちろんあります。

また、地域によっては、ステートスクールの環境がよくないため、学校選びを慎重にされる家庭があるのも事実です。

マレーシアではインターで学ばないと欧米の大学へいけない?

マレーシアを含む他国のインターナショナルスクール等で、A-level資格IBディプロマ資格を取得することで、その結果をもって、欧米の大学への入学申し込みが可能です。

では、日本やマレーシアの地元高校を卒業して、イギリスの大学へ進学する際に違ってくることといえば、他カリキュラムを学んできた生徒に必要な英語力の確認とA-level、IBプログラム期間で幅広く学ぶことを集中的に勉強する1年間のファンデーションコースが必要となることです。

ですから、マレーシアで、地元高校に通って欧米の大学へ進むことは、もちろん可能なのですが、なんせ、ここ数年、マレー語が必須となったこともあり、私たち日本人には、いまのところ現実的ではないと思います。

マレーシアで学ぶメリット

マレーシア、特にここジョホールバルに進出してくるオーストラリア、イギリスの大学、カレッジ選択というのは、ビジネス系であったりホテルマネージメント系であったりと、海外、特に東南アジアで仕事をしたい日本人学生には最適な選択肢であるとも思います。

医療面でも、医療基準が高く、近隣アジアの国からのみではなく、欧米からの医療治療者を受け入れるマレーシア。確かに、医者に看護士の需要はあるものの、日本や欧米国と比較して非常に高い医師の待遇から、医学部への希望者は、もしかしたら日本よりも高い確率であるのかもしれません。

ビジネス系のみでなく、インターン期間の就労ビザの面からも、ずいぶんと敷居が高そうな医学部であっても、本当に海外(マレーシア)で医師として働きたい人たちには、よい環境であると思います。

また、マレーシア人医学生の場合は、国の機関病院でのインターン制度を優先して受けられるようですが、外国人へ対しての対応も善処するといった記事もあります。

2年後にIGCSE(イギリスの国家資格である義務教育終了認定試験)を受ける子供に、その後2年間のA-levelコース(大学受験資格)のあとは、ジョホールバルにあるイギリスの大学でいいんじゃないとすすめるも、なんせず~っと南国マレーシア、ジョホールバルで育っている子には、やはり、ヨーロッパ!という魅力のほうが強いようです。

友人たちからは、イギリスや寒いヨーロッパで何年か過ごしたら、やっぱりマレーシアがいい!って帰ってくるよ、なんていわれてはいますが、さて、どうなることやら。

「帰ってくる」というまでに、マレーシアが故郷となるのでしょうか。

IGCSEへ向けての中学生のテスト問題


イギリスの国家資格試験であるIGCSE(義務教育終了資格試験)と、A-level(大学入学資格試験)へ向けて、本読みの重要性は何度も繰り返しています。

では、実際に、国家資格試験取得に向けての準備期間の学内試験は、どのようなものなのか。

どうして、記憶式勉強法ではなく、読解力が必要な本読みが必須となるのか。

スリアラでの中間、期末試験よりサンプルを更新することにしました。

日本などと比べると、小学中学低学年時では、どうも学校外での勉強時間が短く感じられるインターナショナルスクール。

家庭や塾で何時間も勉強することなくとも、各科目の理解度が高いように感じられるのは、ディベート(debate)―課題についての討論―に重点をおいているのも、理由のひとつではないかと思うのです。

討論に参加するためには、その課題について考えることとなります。

先ずは読んで理解し、それをまとめて伝えることから始まります。そして、ディベートの中で、相手の意見を聞いた上で、さらに討論を続けなければいけません。

私はこう思う、という発表だけではなく、AとBの意見のどちらかを選択して、どうやって勝利に導くかと、様々な面から客観的に考える必要がでてきます。

この積み重ねは、思考力、表現力に判断力の向上に大きく影響していると思うのです。

また、こういった授業から、テスト問題を読み、その要求する内容を判断する力がどんどんとついてきているとも思います。

イギリスカリキュラムのテストの出来は、その質問に対して的確に答えているかが重要だといわれます。

テストなので当たり前と思われるでしょうが、なんせ、論文式が多いテスト。しかも、問題そのものを選択することも多く、読解力、判断力に集中力が必要となります。

こういったテストを、高校2年生にあたる16~17歳で受けるのです。なんだかゆったりと遊べた小学生中学生気分から、IGCSE準備期間のYear 9~11になってくると、リサーチが必要な家庭学習時間が長くなったり、試験前のまとめノートづくりを始めたりと、突如、真剣になる時期があるのを感じているこのごろです。

英語は第二言語日本語を第一言語として選択し、理数系に力をいれることもIGCSE、A-levelコースでは可能です。

大学受験コース(シックスフォームカレッジ)に必要な最低限、5つの「C」(60点以上)をとり、A-levelコースで、理数系から3教科だけを選択することもできます。

テストサンプルのあとに、ケンブリッジサイトへのリンクがあります。
IGCSE(国家資格試験である義務教育終了資格試験)の各科目毎に、過去のテスト問題解答をチェックできます。

テスト内容、解答サンプル

Year 6(小学6年生)

Year 7(中学1年生)

Year 8(中学2年生)

Year 9(中学3年生)

ケンブリッジのサイトをチェック

日本を含め海外での高校、大学での受け入れ


スリアラに在校した際の、日本を含め海外での高校、大学での受け入れに関する質問がありますので、それぞれをまとめてみました。

2014年8月更新

問い合わせの多い内容

留学を中断して日本へ帰る、もしくは、卒業後、日本の大学の帰国子女枠にてテストを受ける、国外の大学へいく際:

  • スリアラには卒業証書がないので、日本で受け入れられない?
  • WASC、ECIS、ACSI認定を受けていないので、日本では受け入れてくれる高校(大学)がない?
  • 日本や海外の大学ではIB資格者を受け入れてるが、IGCSEやA-levelは受け入れていないので、IB資格をとらなければいけない?

義務教育期間の帰国か高校時の帰国

中学までであれば、義務教育期間中で、もちろん受け付けてもらえるでしょう。

ただ、高校以降となると、こればかりは、ご本人の学力しだいとなるのではないでしょうか。

特に、小学校高学年~中学生の年齢で海外へ出る場合は、ご両親とお子様本人が、大学までの選択目標、はたまた、日本へもどることになった際の高校受験、大学受験等の日本語学力補強等までも覚悟して、といった思い切りが必要かもしれません。

日本へもどる可能性(不安)まで考えていらっしゃる場合、希望の学校情報を集めるのが一番早い確かな方法だと思います。

大学入試

スリアラを含め、海外のインターナショナルスクールもしくは現地校にて、イギリスの国家資格となるO-level (IGCSE/GCSE)A-levelの資格試験を終了している場合IBと同様にディプロマ等の大学入学資格として、もちろん、日本の各大学の募集要項に沿って入学申し込みができます。

ご希望の高校、大学より、帰国生入試要項*を取り寄せる、帰国子女受験サポート機関等を早くから利用されるなど、受験、編入資格の条件をしっかり認識しておくべきでしょう。

日本を含めて、ほとんどの国の大学受験資格にA-level資格が含まれえているのですが、まだまだ新しいIBと違って、イギリスの国家資格として一般的に受け入れられることから、A-level資格(試験結果)といった表記ではなく、フランス、ドイツと同様にイギリスの国家資格となっているため、A-levelでは受け入れられず、IBでないといけないと思われるのでしょうか。

卒業証書というのも、スリアラは、イギリスケンブリッジの国家資格試験のための学校として、本国イギリスと同じく、Year11もしくはYear13を終了したから卒業といったことではなく、

IGCSE、A-level資格取得(受験)にあわせて、在籍証明書であったり成績証明書をもっての卒業となりますので、イギリスであったりIBプログラム校も同様かと思いますが、日本のように卒業証書といった捉え方はなく、もちろん、帰国子女受入学校では、そういった認識はできているはずです。

WASC、ECIS、ACSIの必要性

日本の主な大学での帰国子女募集要項を調べてみると、海外の学校で学んでいた場合、WASC、ECIS、ACSI認定校といった条件等はなく、IBであったり、A-levelの結果をもって応募するところが主です。

文部省のほうで調べたところこんなものがありました。

以前は、日本の大学受験資格ととらえられなかった日本のインターナショナル校の認定機関としてWASC、ECIS、ACSIが必要とされているものです。

すでにケンブリッジ試験認定校と認められているスリアラは、この対象にははいりません。

海外での教育に踏み切る前に

ちょっとまって!

日本国外では、学生ビザであったり就労ビザ長期滞在ビザ等がないと、海外で生活をすることは難しくなってきます。MM2Hビザであっても、20歳(?)以降は、自分専用のビザがないと、ここマレーシアであっても住むことはできません。

特に、小学生高学年、中学生の年齢では、自尊心や日本語学習が出来上がってきていることもあり、なかなか英語がきこえなかったり、どうしても日本語に翻訳する癖から、なかなか英語力が向上しないような気になることもあるかと思います。

また、日本へもどることを想定すると、日本語での学習能力も向上していかなければいけません。

まずは、子供本人がマレーシア生活を楽しめること。

そして、本人の強い意志と、ご両親の外国語での勉強の大変さへの理解にサポートのもと、こつこつと勉強を続けることで、1~3年後には、その成果がでてくるのではないかと思っています。

覚悟、強気、根気に呑気。

いろんな覚悟に、成せばなると信じられる強気にやり通す根気。

また、なにか好きなことをみつけてのんびり暮らせる、たくましい明るい子になってくれれば、といった呑気さ、大らかさが必要なのが、子供連れの海外生活を個人で選択する際に必要なことだと思います。

個人で海外教育を実行される場合は、こういったこと納得したうえでの計画が一番であると思います。

*帰国生入試枠、帰国子女入試枠というのは、一般的には、親の海外赴任に伴っての海外生活をした子女と定義されることが多く、高校や大学受験要綱の「海外帰国子女枠」によると、海外滞在を2年~3年以上と指定のある学校もあります。
また、親の海外赴任と関係なく海外での学校で学んだ留学生を帰国子女枠として受け入れる学校もあるようです。

IGCSE受験に向けて将来の仕事や進路を考えてみる


イギリスケンブリッジIGCSE/A-level資格

マレーシア、ジョホールバルのスリアラインターナショナルスクール(Sri Ara International School)は、イギリスのケンブリッジIGCSEA-level (Sixth Form)資格取得のための教育カリキュラムを取り入れてます。

また、IGCSE / A-level 試験を受け、イギリス国家資格となる試験結果をもって、更なる高等教育、職業専門学校、就職へとすすんでいきます。

2014年8月更新

日本の大学受験のお問い合わせに関しては、こちらを参照ください。 ここでは、進路を考える際の IGCSE、A-level についての概要を説明していますので、教科選択、その勉強等については、ケンブリッジシステムや学年編成を参照ください。

IGCSE – Year 11(16歳、日本の高校2年生)

大学進学を考える際は、このIGCSEの結果も重要になってきますが、

下記リストのように

  • シックスフォームカレッジ:2年間(スリアラで受講可能)
  • プリユニバシティ / ファンデーションコース:1~2年間
  • 専門学校的なカレッジ
  • もしくは就職

への選択範囲が絞られてくる重要な試験であるとともに、更なる高等教育へすすむのか、職種をしぼって職業専門校へいくのかといった選択をするときでもあります。

このGCSE/IGCSE結果は、パスをするのが先ずの目標だとおもわれていますが、

大学進学を目指す場合は、このIGCSEの時点で、6科目のC以上(60%以上の点数)を獲得する必要があります。

それぞれの進路にあわせて6~12教科を選択します。

また、特に国際的な有名大学を目指す場合は、この時点で、A、A+の評価が多いことも必要です。 文系を目指す場合でも、IGCSEの数学や科学の結果は重要視されているようです。

Sixth Form College大学受験資格取得コース

大学入学に必要なAレベル*資格取得の準備を2年間で行います。

また、スリアラでは2012年より、Sixth Form Collegeを併設しています。

このケンブリッジAレベルコースをはじめる際は、

  • 希望大学、希望学部の入学必要条件にあわせて
  • 通常、3~4教科の選択を行います

一般的に大学の入学申請資格の中にIGCSE結果は含まれていないことが多いのですが、A-levelの結果だけではなくIGCSE結果も参考とすることが多いようです。

また、イギリスのみでなく各国の大学への入学資格としてのA-level資格は、SAT、フランス統一試験、ドイツ統一試験とともに、統一国家試験結果のひとつとして幅広く受け入れられており、日本の大学受験資格にもイギリスの国家資格として、一般的に受け入れられています

*IGCSEAレベルについての詳細は、Wikiでのイギリスの教育制度をご参照ください。

海外に住む外国人として、子供の将来を考える際、気になることとして、大学を含め、専門的な資格がないと海外に滞在する術がなく、日本に帰るしかないのではないかということです。

ここマレーシアをはじめ、オーストラリアやイギリスでは、 カレッジ(専門学校)であっても、専門職性の高い分野では、ファンデーションコースで、会計ビジネスホスピタリティ(ホテルマネージメント等)に看護薬学系といった大学資格のとれるコースもあります。

こういった方向性を考えて、IGCSEで、力をいれるべき教科をしぼっていく勉強方法もあるかと思います。

カレッジを選ぶ際は、実際に事業、ホテル、病院と提携しているところをしっかりとチェックしましょう。

A-level Course(Sixth form college – 大学受験資格取得コース)

特に、文系(文学、演劇を含めたアート系のみならず法律、経済等も含め)を選択する際には、言語としての英語(English)ではなくEnglish literature(英文学)の選択をすすめられます。

IGCSE(義務教育終了認定試験)のコースで、

英語を第一言語として受験を目指す生徒達は、すでに、シェークスピア等を理解して、それについての論文を書く力が必要となってきます。

このような土台がある上で、A-levelコースでの勉強ということになります。理数系へすすむにしても、理論を理解していくには、やはり読み込みの力が必要です。

ここ、ジョホールバルでは、インターナショナルスクールであっても、地元の子供たちを対象とした学校の場合、英語を第二言語と捉え、英文学や討論式クラスで英語読解力強化が薄いインターナショナルスクールもあります。

他校より、中学中途で転入してくる生徒の場合、はじめは討論や論文に対する苦手感が非常に強いようですが、半年~1年とたつうちに、ずいぶんと変わっていくようです。

IGCSEにおいて、第一言語としての英語、または、英文学を選択しないにしても、こういったクラスに取り組むことで、英語の読解力に表現力がついていき、他教科の理解度もあがっていくのだと思います。

大学進学の目的みならず、母国語としての第一言語は日本語で、英語を第二言語として学べばよいのか、もしくは、第一言語としての英語力をつけたいのかという将来の目標に向けた選択もできます。

中間試験後の面談を終え、中学3年生になるまでを振り返って、英語力が伸びてくる学習への意識があがってくるまでの過程を考えてみました。

以下は英語留学、子供に関するアーティクルです。是非ご一読ください。